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記事紹介 23 [記事紹介]


今日は、少し古い橋下大阪市長のツイッターを紹介します。
これは、先日、財務省が地方公務員の給与について言及したことに端を発していると思います。財務省は地方交付税を減らすために地方公務員の給料を減らせと言いだしました。しかし、総務省は現在の国家公務員の給料は震災支援のために減額されているので、地方公務員の給料と比較すべきではないと反論しました。多分、山口県民はどちらにも言い分があり、それなりに「理」があると思って聞いたことでしょう。しかし、橋下氏の意見は少し違いました。


[橋下氏]
11日読売新聞社説。「地方公務員給与、自治体はもっと削減努力を」地方がもっと努力しなければならないことは否定しない。ただ、国と地方の給与比較のおかしさについて読売新聞はもう少し突っ込んで調べて欲しい。国は、高給取りの幹部を除いて地方と比較している。一番高い層を除いているのである。
それは国家公務員一種試験に合格し、地方と比べる層ではないという発想なのだろうか?この辺りの層は、市長である僕よりも、また知事よりも給与が高い。確かに選挙で選ばれる公選職がみんなバリバリ仕事をしているとは言えないが、それでもこれは程度の差だろう。
ましてや国家公務員と地方公務員の比較において、国家公務員の高給取りクラスを全部外すのはおかしいのではないか?国家公務員の一番給料の高いクラスも含めて、地方公務員と比較すべきだ。ただ、これを言いだすと地方側も分が悪い。そもそもの官民給与比較のメカニズムそのものがおかしい。
今、この官民給与比較メカニズムのおかしさを調べているが、まずは民間企業との比較。一部例外的な高給取りの社員もサンプルに入り、この給与に合わせるような仕組みになっている。それとそもそも一番の問題である現業職が全く比較対象となっていない。地方公務員の給与で問題なのは現業職だ。
運転手、看護師、保育士、給食調理員、警備員・・・・・ここが民間と比べて物凄く高い。大阪市では、ここの組合に応援を受けていた平松前市長まで、全く改革できず。僕が市長になってから、現業職の給与見直しをやっているが民間ときちんと比較できる物差しがない。これは国を挙げてやる問題だ。
全国の多くの自治体の長は、現業職の組合から選挙応援を受けるので、彼らの給与を守るのが首長の第一使命となっている。また現業職の民間給与比較は、ある程度の体制を整えてやらなければならない。厚労省が出している賃金センサスは非正規労働者が入っているから使えないとか言ってくる。
もうラスパイ比較はダメだ。このラスパイ比較は、今の公務員組織・ポスト数を前提に、この組織を民間給与で構成するといくらになるかという論理。そもそも公務員組織・ポスト数のような民間企業はない。公務員組織はポストが多すぎる。それに現業職も比較対象でない。
一方、バリバリ働く公務員層の給与が低いことも事実。公務員組織は、これまで共産主義組織だった。これは変えなければならない。バリバリ働く層にはきちんとした給与水準を。そうではない層にはそれなりの給与を。もっとメリハリを付けなければならない。今、大阪府、大阪市ではそれに挑戦している。




余談です。
市長や知事は、権力側の人達の筈ですが、官民格差に言及するということは、橋下氏はそちらの土俵に立っていないようです。彼の人気は、その辺にあるのだと思います。橋下氏が言っているように、国家公務員と地方公務員の給料比較にはカラクリがありますし、公務員と民間勤労者の給料比較には、もっと大きなカラクリがあります。名古屋に民間勤労者の実際の給与明細を集めてデータを収集している団体があると聞いたことがあります。政府発表の民間給与とは大きな差がありました。以前、地方公務員の平均給与についても書いたことがありますが、年収600万以下の自治体は数えるほどです。600万円から700万円に集中しています。一方、農業や漁業が中心の地方では、民間勤労者の年収は200万円程度ですが、そんな所でも公務員の給与は600万円を越えていますので、鹿児島の方で実在する公務員の給与を公開して、大騒ぎが起きたことがあります。それでも、暴動にはなりませんでした。それは、その街の住民が、全員、日本人だったからです。問題は解決しませんが、取りあえず、丸く収める道を選んだのです。
公務員は、国民の安全と幸せを実現するために存在している筈でした。そのために、彼等の給与は国民が納めた税金で支払われています。今では、封建時代の階級に匹敵するものができているのかもしれません。公務員は、自分の収入は他の市町村と比べても高くはないと、平然としています。民間人は努力が足りないと思っている人もいます。勿論、彼等の言う努力というのは、利権を手にするための努力の事です。
日本の衰退は、この公務員の「自分さえよければ」に象徴されていると思います。公務員給与を下げたくらいでは日本の借金は減らないと言う方がいます。確かに、年間2兆円の公務員給与を半分にしても1兆円しか捻出できません。でも、給与はほんの氷山の一角にすぎないのです。誰も公務員利権の総額を計算した人はいませんが、石田の推定では年間約50兆円はあるものと思っています。官僚利権と公務員利権を排除すれば、この国は生き返るのです。公務員給与は、その一部に過ぎませんが、放置するわけにはいきません。どの政党も、このことを声高に言わないのはなぜなのでしょう。非正規労働者を正社員にしろ、という政党はあります。最低賃金を上げろ、という政党もあります。でも、選挙の時でさえ、社会の歪みの象徴である公務員給与を下げろ、という政党はいません。
50兆円という数字を出すと、それを証明しろ、という人もいるでしょう。私に強制捜査権と予算を与えてくれたら、きっと証明できると思っています。
霞が関では、官僚による官僚のための国家統治が行われ、地方では公務員が公務員のための階級を守っているのです。階級社会になれば守りの構造になります。日本からダイナミズムは失われ、発展の余地を自分達で殺しているのです。税金を納める人よりも、税金で給与を貰っている人の方が裕福だという、この現実は階級社会の特徴ではないでしょうか。給与の差は、10%や20%ではなく、200%も300%も差があるのです。それでも、日本人は我慢します。その上、財政破綻になれば、必死に貯金していたお金が何の役にも立たなくなるのです。それでも、日本人は声を出しません。日本民族は奇跡の人の集まりですか。選挙で、このことを争点にする政党があるのでしょうか。国の力は、国民の力です。それも、一人一人の国民の力の集大成です。守りに入った国で、気力を失くした国民が、日本の発展に寄与してくれるとは思えません。日本の若者の目から輝きが無くなっていることが、今の時代を表しています。それは、大人達が「なあなあ」や「まあまあ」で逃げていることが最大の原因です。私達大人は、いろいろな言い訳を自分に言い聞かせて、責任放棄をしているだけです。大人の責任は、次の世代に安心できる社会を渡すことではないのですか。民主主義も偽物です。選挙制度も偽物です。誰も人前では言いませんが、そんなことは誰もが知っていることです。逃げて、逃げて、また、逃げて。私達大人は、どこまで逃げるのですか。子供や孫達を地獄へ送り込むのは、私であり、あなたであり、今を生きている大人達です。そんなことでさえ、気がつかない振りをしてしまうのです。
私達は、特に山口県民は「お上」が示した数字を、公平公正な数字として受け取っています。その計算根拠や前提に関して問うことはしません。それは、「悪いことなどするはずがない」という性善説が底流にあるからです。いや、そう思っていた方が無難だと思っているのです。もし、官僚達の騙しや隠蔽が表面化したとしても、そこには何か奥深い理由があるに違いないと山口県民は勝手に納得してしまうのです。これでもか、というほど山口県民はいい人達ばかりなのです。
石田は、山口県民を馬鹿にしているのではなく、軽蔑しています。
自己保身しかない山口県民を、最低の大人だと思っています。本気で、子供や孫達のことを考えるのであれば「なあなあ」や「まあまあ」をやっている時ではないのです。玉虫色に加工し、曖昧の中で、事を丸く収めるだけが大人のやることではありません。そういう、大人の知恵という逃げの姿勢では問題の解決ができない時もあるのです。
今は、子供達のために、声を出すべき時なのです。
それは、大人としての最低限の責務です。
逃げている大人達には、「卑怯者め」と言いたいほどです。
山口県民に数では勝てませんが、責任放棄をした人間の生き様が正しいとは、どうしても思えないのです。
官僚達は、性善説を逆手に取り、法律の隙間を潜り抜け、何百年もの間、利権を手にしてきたのです。結論に合わせて、数字を組み立てる官僚達の技術は素晴らしいものです。言葉と数字のマジック。これは、官僚マジックと呼んでもいいほどの完成度があります。
その技術は、多分、世界一だと思われます。
それは、ただの騙しなのですから、承知の上で何も言わない国民にも責任はあります。
利権には莫大なお金が必要になりましたし、その利権は税金で支払っています。そして、その税金の不足分は国民に負担しろと言われています。何と言っても日本国民の主流派は全国の山口県民なのですから、官僚にとっては赤子の手を捻るようなものです。山口県民は「お上」にとって優等生です。石田は、正真正銘、混じりっけのない馬鹿ですから、余り大きな声では言えませんが、国民の立場からみれば、山口県民は裏切り者にすぎません。いい子ぶりっこをする発育不全のマザコンに似ています。
そもそも、なぜ、年収300万円の庶民が、年収1000万円の公務員を支えるために税金を支払うのかが理解できません。公務員は、年収以外にも、天下り先は確保されていますし、裏金にも不自由しませんし、領収書の不要な金銭や物品の授受もありますし、福利厚生も、住宅も、年金も恵まれています。実質的な収入については公務員本人も把握していないかもしれません。特に国家公務員の場合、人によっては、表に出ている収入の数倍の実質収入があるのではないかと思います。彼等は、自分達は選ばれた人間なのだから、高待遇を受けるのが当たり前だと考えています。彼等は、自分達は選ばれた人間なのだから、税金を自由に使う権利があると考えています。
それでも、この現実を山口県民は受け入れます。山口県民の中にも年収が300万円の人達は大勢いると思います。きっと、奥ゆかしい方が多いのでしょう。だからと言って、「お上」が山口県民に感謝している訳ではありません。自分達選ばれし者を支えるのが、民の義務だと思っているのです。私から見れば、山口県民は底なしの馬鹿だと思うのですが、何と言っても、彼等は多数派であり主流派ですから、堂々としたものです。こんな馬鹿が日本国民の主流派なのですから、この国を滅ぼすのも、山口県民ということになります。
山口県という所は明治維新の立役者になりましたし、今度は日本崩壊に大きく貢献します。山口県には、何かがあることは間違いありません。もしかすると、日本人発祥の土地なのかもしれません。
もう一つ。次の総理大臣になるだろうと言われている人も、山口県選出の世襲議員です。ここまでくると、もう、呪いとしか言いようがありません。
日本国民の皆さん、そして、特に山口県民の皆さん。
どうか、目を覚ましてください。
皆さんの大好きな性善説や曖昧文化は、利権集団に利用されているだけなのです。
今度は、皆さんが、直接、被害に遭遇するのです。
自分を守り、子供達を守り、孫達を守ってください。
皆さんは、日本を守るために自民党を支持しているのだと思いますが、それは大きな勘違いなのです。あなた達は、ただただ、逃げているだけです。
ぜひ、そのことを、わかってください。
それどころか、山口県民の皆さんは、自民党や民主党や官僚達と一緒になって、日本を潰そうとしているのです。自民党も民主党も官僚も、あなた達山口県民のために働いているのではありません。あなた達とは立場が違います。彼等には「自分さえよければ」という強欲しかありません。
「自分には関係ない」「どうしようもない」「無駄だ」と言っていても、地獄へは落ちるのです。先ず、私達国民が、国民のために働いてくれる本物の政治家を求めなくてはなりません。「そんな政治家が、どこにいるのだ」と言っていては、本物の政治家は現れません。多くの国民が本気で本物の政治家を求めれば、必ずそうなります。国会議員は、国民に投票してもらわなくては議員になれないからです。
国民が本気で考えれば、方法はいくらでもあります。
選挙制度が国民の本音を反映できないのなら、選挙制度を変える運動を起こさねばなりません。政治家や官僚に都合のいい選挙制度ではなく、国民に都合のいい制度を作るべきです。なぜなら、この国は国民主権国家だからです。
別の方法もあります。私は、共産主義国家になることは、断じて反対です。でも、崩壊するのであれば、共産主義国家でも仕方がないと思います。極論ですが、自民党や民主党の国会議員を作るくらいなら、共産党の国会議員を作る方がましかもしれません。もしも、万が一、共産党が衆議院第一党になったら、他党の候補者も考えを改めるしかありません。国民にとっては、賭けになりますが、国民にはそれだけの力があるのです。もっとも、そんな無茶をすれば、15年を待たずに崩壊する危険は高くなります。でも、すでに、賭けに出るしか道はないと思わねばなりません。
先ずは、国民が本気になる事です。逃げない事です。
自民党政権になれば、借金はもっともっと増えると書きました。14年後の日本の借金は2000兆円になっているだろうと書きました。景気低迷だけではなく、人口減少に伴い日本ではGDPも減少します。仮に14年後のGDPが400兆円だとすると、借金は対GDP比で500%になります。GDPが300兆円であれば、約700%になります。現在200%を越えているだけでも世界の奇跡みたいなものです。500%や700%は奇跡を通り越しています。いくらなんでも、あり得ません。
これでも、国が存続すると強弁する方がいたら、是非ともその根拠を教えてもらいたいと思います。さすがに、強弁する人は減りました。それまでの主張を正反対に変えるのは格好悪いから、しばらくは無言を選択しているのでしょう。どのくらい無言の時間が続くのかは不明ですが、近い将来、財政破綻の大合唱が始まります。
日本崩壊と、その結果やってくる地獄の方が、はるかに現実的な予測なのですから、そうならざるを得ないのです。でも、それでは手遅れなのです。
嘘や騙しが積もり積もって、現在の1000兆円の借金になったと考えてください。これからも、それを続ければ、いや、続けようとしているこの国は、2000兆円の借金を抱えることになるのです。
自民党の支持率が一番高いということは、そういうことなのです。
確かに、民主党に期待した私達は間違いを犯しました。民主党には、二度と政権を担当する資格はないと思いますし、そんなことをやってはいけません。だからと言って、自民党に政権を戻せば、この失敗でさえ無駄になるのです。今は、毒を食らわば皿まで食べる覚悟が求められているのです。危険ですが仕方がありません。
この国を、崩壊を待つだけの国にしてしまったのは政治家や官僚だけの責任ではありません。私達国民にも責任があるのです。
私達は、救いようのない大馬鹿者ですが、目を覚ます時が来ているのです。
今日は少し過激な事を書いてしまいました。謝ります。
「いつもだろ」
すみません。


2012-11-25



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