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石田友の世界へ ようこそ

このブログは、「妄想」と「無茶な提案」の山が連なる暗黒連峰です。 この暗闇を抜け出して、子供達の未来を守りたいと願い、書いています。 「妄想」ですから、眉に唾をして読んでください。


最新記事

2024-05-05 評論       「おらが村の代表」
2024-05-04 評論       「飢餓に苦しむ国」
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再掲載

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2019-05-03 評論       国民の皆さんは、どうしたいですか 
2019-06-01 評論       言葉の定義に挑戦してみませんか 1 
2019-06-02 評論       言葉の定義に挑戦してみませんか 2 






このプログには、次のオリジナル小説があります。

長編小説 「無力」「海の果て1-3部」「理不尽」「陽だまり」「復讐」 「弱き者よ」
短編小説 「不運」 「天軍の藍」「甲子園城」「川面城」
超短編  「すずめ」 「雨」 「算術」 「逃亡者」 「告発」「火球少女」「花火」

・・・ それぞれの小説へは、この下にある目次から飛んでください ・・・

         日記は左の 記事一覧 からお願いします

  >>> 目 次 <<< 




[ あらすじ ]

    1    

[ 無力 ]

    1     2     3     4     5     6     7     8     9      

   10    11    12    13    14    15    16    17      


[ 海の果て・・・ 1部 ]

    1     2     3     4     5     6     7     8     9     

[ 海の果て・・・ 2部 ]

    1     2     3     4         

[ 海の果て・・・ 3部 ]

    1     2     3     4         


[ 不運 ]

    1    


[ 天軍の藍 ]

    1   


[ 理不尽 ]

    1     2     3     4    


[ 陽だまり ]

    1     2     3     4    

[ 復讐 ]

    1     2     3     4     5    


[ 弱き者よ ]

    1     2     3     4    


[ すずめ ]

    1    


[ 雨 ]

    1    


[ 算術 ]

    1    


[ 逃亡者 ]

    1  


[ 甲子園城 ]

    1  



[ 告発 ]

    1  



[ 火球少女 ]

    1  

[ 花火 ]

    1  

[ 川面城 ]

    1  









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おらが村の代表 [評論]



日本の国家運営を自民党に託すことは、破滅の道だと書いていますが、野党に政権運営を任せたら、その破滅の時期が早まると書いています。
それは、現在の既存政党では、国力衰退を止める手段がないからです。
そのことは、国民の皆さんも理解していると思います。
それなのに、自民が駄目なら立憲に任せてみようか、と言う方が増えています。
そろそろ、「どっちがましか」はやめるべきだと思います。
今は、「どっちがましか」で何とかなる時代ではありません。
窮地に追い詰められている私達の生活を救える政治家は、国民の皆さんが自分の手で作るしかないのです。

では、立憲、国民、共産、れいわ、社民の5党で、240議席を獲得したとしましょう。社民がキャスティングボードを握ることはありませんが、国民と共産はキャスティングボードを握りますし、れいわが8議席を獲得していれば、れいわにも可能性があります。
立憲は、消費税減税を取り下げていますが、もしも、共産、れいわ、社民が、消費税減税を強く主張したら、立憲は止められるでしょうか。
多分、説得しきれないと思います。
消費税の税率が交渉材料になりますが、消費税の全廃は難しいでしょうが、仮に、5%の減税をしたとしましょう。
約12兆円の税収減になります。
革新政権なのですから、国民負担の削減を目指すとすれば、各種社会保険料の削減もしなければなりません。ガソリン税の廃止も視野に入ります。立憲の単独政権であれば、無茶はできませんが、連立政権では、ゴリ押しが通ります。
その他諸々の国民負担軽減政策を実行し、20兆円の税収減が生じた場合、その不足する税収を法人税増税や金融増税で埋め合わせるとは思えません。
それ以外にも、過去に宣伝してきた格差是正の「ばらまき政策」もやらねばなりません。その財源が10兆円必要だとすると、入りと出で30兆円の財源を確保しなければなりません。
そんなことが可能なのでしょうか。
まっ先に挙げられるのが、防衛費の削減になりますが、どの程度の削減ができるのか、疑問です。予算で最も大きな支出になっている社会保障費の削減は、できないと思いますので、財源が不足します。
そうです、革新政権になれば、借金が増えるのです。
野党は、自民党との比較でしか考えられないので、「自民党が、ここまで借金を増やした。俺達がやって、何が悪い」という言い訳ができると思っている。
もう、既に、日本の借金は限界を超えています。今は、借金が原因で国家崩壊は起きていませんが、それがただの幸運によるものだった場合は、どうなるのでしょう。
立憲は、相続税の大幅増税の案も持っていますので、国民資産は頭打ちから減少へと変わります。国民資産が減少すれば、国債消化力が失われます。
日銀が買い続ければ、円の暴落は止められなくなるかもしれません。
円が暴落すれば、ハイパーインフレの可能性が出て来ます。
消費税減税や格差是正の「ばらまき政策」で、庶民の生活は楽になるように思うかもしれませんが、100倍、1000倍の物価上昇に見舞われたら、庶民生活は根底から破壊されることになります。
もちろん、自民党政権ならその心配はないのかと言うと、そうでありませんが、スピードの差は出ると思います。
増税でも減税でも、私達を待っているのは地獄です。
ところが、既存の政党で、国力衰退を止めると公約している政党は存在しません。
自民党は、スローガンは掲げますが、スローガンで終わります。
国力衰退を止め、国民所得を増やし、増税することなく税収の自然増だけで国家運営をするしか方法はありません。分子がそのままでも、分母が増えれば、答は小さくなります。国民負担率が下がるのです。
そんなこと、小学生でも知っていることです。
でも、それが出来ません。
過去には効力があった生産性の向上という掛け声や税制優遇や補助金やばらまきでは、もう、どうすることも出来ないのが、今の日本です。何をやっても、衰退は止まりません。その大きな要因は人口減少ですが、それ以上に大きな要因が、総理大臣を筆頭とした国民意識の程度の低さです。30年間、使い古した政策でうまく行かなかったことは誰もが承知しているのに、まだ、それを使うことしかしません。駄目なものは、駄目なのです。そのことに、いい加減、気付く必要があります。いや、気付いていますが、皆で、逃げています。
このまま行けばドツボに嵌ることは、皆さん、知っている。そのことが、不安で不安で仕方ないのに、行動しません。ただ、ただ、逃げるだけです。まるで、皆で逃げれば、逃げおおせるかもしれないと思っているようです。でも、本音の部分では、そんな上手い話はないだろうと思っている。
それでも、「俺ではない、誰か、何とかしてくれ」
これが、国民の皆さんの本音だと思います。

ある調査の数字を見てみましょう。
主旨 「国や社会に対する意識」
対象 17~19歳
人数 1000人
対象国  日本、アメリカ、イギリス、中国、韓国、インドの6カ国
「自分の国の将来」について。
「良くなる」と回答したのは中国で85%、インドで78.3%、韓国で41.4%だった。日本で「自国の将来が良くなる」と回答したのは15.3%で、調査対象の6カ国中最下位だった。
「高齢者への支援の充実度」と「若者への支援の充実度」について。
日本では25.9ポイントの差をつけて、高齢者への支援の方が若者への支援より充実していると考える若者が多かった。日本以外の5カ国では大きな差はなかった。
「自分自身」について。
日本では「自分のしていることには、目的や意味がある」「将来の夢を持っている」「自分は他人から必要とされている」「自分には人に誇れる個性がある」の項目で5カ国中最下位という結果に。他国とは10ポイント以上の差がついた。
「国や社会に役立つことをしたいと思う」「自分は責任がある社会の一員だと思う」などの、自身と社会の関わりについて項目に同意できるか。
日本は全ての項目で6カ国中最下位だった。「自分は大人だと思う」「自分の行動で、国や社会を変えられると思う」と回答した日本の若者は5割を切る結果になった。
「他国の若者に比べ日本の若者の自己肯定感や自己効力感が低い実態が数字にも表れています」と分析している。
なりたい職業について。
日本では「芸能・音楽・映画」「医師・看護師」「教師・講師・保育士」が上位にランクインした。また、「特にない」が20.3%と、各国の0.5〜3.2%と比べて多い割合となった。
「人生において大切にしたいと思っていること」について。
アメリカ、イギリス、中国、韓国、インドでは「家族」と回答する人が最も多かった。日本で最も多かった回答は「自身の、好きなこと・ややりたいこと・趣味(52.5%)」だった。2位は「家族(43.8%)」、3位は「友達(39.0%)」だった。

これは、若者の意識調査ですが、もう、この国は壊れていると思います。
若者は、明らかに「自分さえよければ」という意識が最上位にあると思います。
では、これは、突然変異のように現れた現象なのでしょうか。
そうではありません。
社会が、大人が、「自分さえよければ」と思っているから、それに染まっているだけだと思います。大人は、世間体や損得が先に立ちますので、表立っては「いい人」を演じていますが、誰もが「自分さえよければ」と思っていることは明らかだと思います。若者の意識は、大人の皆さんが作っているのです。
国会議員の「自分さえよければ」に文句を言っている国民の皆さんに、あれは、皆さんの姿を鏡に映した皆さんの姿ですよ、と書きました。同じように、若者の意識に批判的なものを感じる人がいるかもしれませんが、若者の姿も、皆さんの姿を鏡に映した皆さんの姿です。
他国と比較すると見えてきますが、もう、この国は、社会は、壊れているのです。
この国は、このまま、今のまま、前に進めば、いや、前にしか進めませんので、更に、壊れていきます。
そして、私達が辿り着く場所は、飢餓の国です。
ほんとに、このままで、いいのでしょうか。
多分、「何とかしないと」と思っている方も大勢いると思います。
でも、意識を変えることは、簡単ではありません。
魔法も、特効薬も、ありません。
神様やスーパーマンが出現することもありません。
国民の皆さんが、この国を地獄にしたくないと願う皆さんが、行動するしか方法はないと思います。
私は、99.99%、この国は崩壊すると確信していますが、まだ、日本人の底力を信じています。植民地への道を歩んでいた日本を救ったのは明治維新の日本人です。ズタズタボロボロにされた戦後の日本を救ったのも日本人です。
目的を持った時の日本人は、驚異的な力を出すのです。
何よりも、皆さんは「いい人」です。「悪い人」が「いい人」を演じようとしても上手く行きません。「いい人」を演じることができるのは、皆さんが「いい人」だからです。
もしも、このまま、この国が崩壊してしまえば、2000年の歴史に終止符を打つことになります。それでいいのでしょうか。
そうは思えません。
でも、そのためには、皆さんの力が必要なのです。
国民の皆さんが共通の目的を持てば、この国は蘇ります。
ただ、天から幸運が降ってくるわけでも、誰かが何とかしてくれるわけでもありません。皆さんが行動するしか方法はないのです。
どうか、行動してください。
この国を、子供達を救えるのは、今を生きる国民の皆さんしかいないのです。

私達に必要なのは奇跡です。
既存の政治家に期待しても、奇跡は起きません。
奇跡が起きるとしたら、多くの国民の皆さんの願いが起こすのだと思います。
皆さんが目的を持ち、皆さんの意識が変われば、政治家も変わります。
なぜなら、政治家も国民の一人であり、民主的な投票権が存在する限り、国民と同じ目的を持たなければ国会議員にはなれないからです。
国会議員は、「おらが村の代表」ではありません。お殿様でもお姫様でもありません。全ての国民の生活を守る仕事を委託された人達です。特定の利権集団の利益や、地元に利益を持ってくるのは、国会議員の仕事ではありません。
封建時代は終わりにしなければなりません。
岸田さんに、麻生さんに、二階さんに、世耕さんに、一票を投じている国民の皆さん、皆さんがこの国を壊しているのです。どうか、その事を理解してください。
国民生活を守る仕事をしてくれる国会議員を作るのは、国民の皆さんです。
何よりも、この国を蘇らせるのは、国民の皆さんです。
言葉の定義をして、責務を明確にして、目的を持ってください。
他に方法があるのであれば、提案してください。
手段は問いません。
国民生活が守られれば、それが正解です。


2024-05-05



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