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50,000 [日記]



予想よりも早く50000ヒットになりました。3月に連日日記を書いたことによるものと思っています。震災のために、多くの人が情報を求めて、多くの時間を使ったために、地味で楽しくもない石田のブログまで足を伸ばしてくれたようです。一過性のものでも、ついでに日本崩壊の記事を読んでくれたら嬉しい事です。皆さん、ありがとうございます。
それにしても、このブログは重いブログですね。書いている本人がそう感じるのですから、読んでくれる人は大変です。その意味でも、ありがとうございます。

さて、3.11同時災害の記事が少なくなっていますが、それは、この災害が取るに足らないものだと考えているのではありません。敗戦に次ぐ大災害であることは誰の目にも明らかです。今でも、被災地の話を聞いて、読んで、私は涙が止まらないことがあります。
ただ、日本崩壊は、敗戦や3.11同時災害でさえも小さな災害に見せてしまうほどの大災害になると思いますので、敢えて、日本崩壊を書いています。
このブログを読んでくれる方は、石田が変な奴だということを知っているでしょう。
ですから、もう少し甘えさせていただきたいと思っています。

3.11同時災害の政府対応は、予想通りの展開になっていますが、一般メディアの偏向報道も糺されること無く続けられています。被災者の、被災地の、現地の声は国民には届いていません。「お上」の意向に沿えるストーリーを書きあげ、その筋書きにあった取材をすることが、今のジャーナリストの仕事になっています。南相馬市から、NHKと朝日新聞の取材班は消え、新聞も配達されなくなったと現地の市役所の方が嘆いていたそうです。
この情報もネット情報(JBpress)です。テレビと新聞には取り上げられない情報です。
許せませんよね。しかし、この欺瞞の延長線上にしか、日本の未来はないのです。今を知れば知るほど、日本崩壊の危険に警鐘を鳴らさざるをえないのです。

日本崩壊を書き始めた時は、直感だけで書きました。今、思えば間違いや認識不足も多々ありました。ですから、最初は予言だと言わなければならないと思いました。
ただ、以前から私の直感が現実になることは多かったので、流言飛語になることはないと思っていました。一つだけ流言飛語になる危険があったのが地震の予言でした。ですから、私の予言という言い方ではなく、そんな噂があるという言い方で言わなければなりませんでした。私自身、半信半疑だったのです。本当に今回の地震があって、最初に感じたのは、「言うべきじゃなかった」という後悔でした。勿論、私が予言したから地震が起きたのではない事はわかっています。でも、この手の予言はしてはいけないと肝に銘じました。自然に対して歯向かうほど人間の存在は強いものではないと思うからです。
逆に、人災に対しては我々と同じ人間が原因になっているのですから、警鐘を鳴らすことも人間の責務だと思っています。
自分の利益を守ることだけを最大目標としているのは、菅さんだけではありません。菅さんの場合は権力が自分の利益だと考えていますが、彼以外の人の場合は「カネ」です。
カネのために、本来の自分の責務を放棄している人は、恐ろしくなるほど多いのです。高い収入を得ている人達は、その既得権益を守ることが第一義になっているのです。
政治家と公務員だけではありません。テレビ、新聞、上場企業、指定暴力団等に属する人達のカネに対する執着は、今や執念になっています。
日に日に貧しくなっていく一般国民は、「無知の部屋」に押し込められていて、その部屋は近い将来「鞭の部屋」と変わることになるでしょう。誤った情報だけを与えておいて、自己責任だと言われても困りますよね。しかし、現実はそうなのです。
人間社会がフェアであったことは一度もありませんでしたが、フェアでなかったために崩壊を繰り返してきたのも歴史です。

私は、自分が未来を見通す超能力者だとは思ってもいません。でも、直感はすこし過敏かもしれません。具体的に未来が見えることはないのですが、不確定な何かを感じます。
そして、気になることの正体は何なのだろうと思います。後は小説のプロットを作る作業に似ています。私が小説のプロットを作る時に一番気になるのが、整合性です。不自然な展開にならないように気を使います。充分とは言えませんが、その為の苦労はしています。日本崩壊の日記でも同じ事をしているようです。
勿論、日本崩壊が妄想だと断じられても、反論はできません。何の証拠もない空論であることは事実です。何も確定していない未来を語る事を空論と言うのですから、当然の事です。ましてや、人間は未来に備えるという行為が苦手です。何もできないという意味でも空論に過ぎません。でも、警鐘を鳴らし続ければ、奇跡が起きることだって、それこそ奇跡的にあるかもしれない。そんな儚い希望に期待しているのですから、笑われても仕方ありません。

それでも、言わねばなりません。
日本崩壊。
今は、もう予言の領域は超えました。日本崩壊は必ずやってきます。
それを防ぐことはできません。
自己防衛の方法もありません。
お金持ちの方だけは、海外移住という自己防衛の手段がありますが、庶民にはできないことですから外しています。
皆さんと、地獄までご一緒させてください。

余談です。
内閣不信任決議案をすり抜けた菅さんのやり方に、政界は揺れています。
でも、ちょっと、待ってください。
新聞社が2社、今回の陰謀に参加したと伝えられています。誰も、その新聞社名を語りませんが、Y社とA社であることは秘密でもなんでもないということかもしれません。
財務省の事務次官とY新聞のW社主が密かに会っていたというスクープこそありませんでしたが、どこかで何らかの話し合いがあったことは想像できます。
何故、新聞社がそんなことをするのか、不思議だと思っている方がいるかもしれません。
その鍵は、利権です。
陰謀を仕掛けた犯人は誰だ。
もし、菅政権が倒れ、小沢さんの勢力が優勢になると、困るのは誰か。
新聞社を動かせるだけの力を持っているのは、誰か。
本当の権力者は、誰か。
そうです。犯人は官僚です。
全ては、出来レースだったのです。
仙石・大島ラインの陰謀も、このシナリオの中の一話に過ぎないのでしょう。
菅政権を引き継ぐ体制も決まっていると思われます。
小沢さんだけは排除する必要がありました。財源など、いくらでも捻出できると豪語していた小沢さんは、官僚の利権に着目していたと思われます。今の日本では、官僚の利権の中にしかカネがないことは多くの政治家が知っています。ただ、官僚に逆らえば自分の政治生命が終わる恐怖が政治家の行動を押さえてきました。小沢さんは、自分の裁判を抱えて崖っ淵にいますし、官僚と戦争する根性は持っているでしょう。小沢さんが本気で官僚機構にメスを入れてくれば、官僚の既得権益は危険に晒されます。消費税増税も潰されるかもしれません。庶民の本当の味方になれたのは、きっと小沢さんだけだったと思います。新聞では極悪非道の犯罪者と宣伝されていますが、これも権力闘争の一環だと思えば理解できます。世論を誘導して、検察審査会で起訴の判定を出したのも小沢排除の手段だったのでしょう。当時「これは陰謀だ」と小沢さんが怒っていました。永田町・霞が関の実情を知りぬいている小沢さんには陰謀が見えていたと思います。確かに、小沢さんは悪事を働きました。でも、そんなことで裁判にかけていたら、政治家の半分は被告人になります。小沢さんは、狙い撃ちにされた事が納得いきません。ただ、この一年、小沢さんは何回も判断ミスをやっています。やはり、裁判の事が重しになっているのでしょうか。
つまり、官僚達が本気を出したのです。利権を守るために。
政治家も官僚も自分たちの利益しか念頭にありません。
私のこの推測が100%当たっているとは言いませんが、それほど外れているとは思いません。
被災地の皆さんを含む一般国民にとっては、こんなことやってる場合じゃないと思うでしょうが、「自分さえよければ」と考える人達にとっては、何でもあり、です。

それでも、国民は怒りません。
真実を知らないのですから、怒りようがないのですが。
海外のメディアから見れば、日本人はわからない、と思うでしょう。辛抱強いのか、従順なのか、それとも、馬鹿なのか。彼等には不気味なものに見えるようです。
言わせてもらって、いいですか。
日本人に怒りの感情がないわけではありません。
国民は「無知の部屋」に閉じ込められていて、真実を知る機会がないだけです。
もし、真実を知ったとしても、どう怒りを表現すればいいのかわからないのです。
我々は「お上」に逆らった経験が少ないのです。
数百年前に百姓一揆というものはやりましたが、その後は学生運動ぐらいしか「お上」に反抗したことはありません。
でも、怒りの感情がないわけでもなく、馬鹿でもありません。


2011-6-5



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