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衆議院選挙 その2 [日記]

選挙が、更に、近くなりました。

「ヤバイ」

異常繁殖した鼠が海に飛び込んで死滅するという話、知ってますよね。
少し、例えは悪いのですが、日本人という民族性が危険を呼び込もうとしています。
日本人は、左右に振れ過ぎるという性質を有しています。
小泉さんの郵政選挙で大きく振れた政界が、逆方向に振れようとしています。
直近の事例だけではなく、日本の歴史を見れば歴然としています。
仕方のないことなんですが、メッチャ、ヤバイ、ことなのです。

最近まで自民党の議席は200前後まで減少するという予測だったのに、
今は、150にまで減るという予測に変わりました。

でも、私は100以下になると予想します。

組織選挙の横綱は公明党、大関は共産党、小結に自民党。民主党は十両でした。
公明党と共産党は組織選挙でなければ議席を獲得することはできませんから、組織を死守することが、最大の目標となります。だから、公明党は某宗教の信者のために働き、共産党は党員のために行動します。ですから、日本国民のために行動するわけではありません。公明党や共産党が政権を取った時には、信者になるか党員になるしかありません。
族議員という言葉を広義に解釈すれば、公明党議員も共産党議員も究極の族議員だと言えます。で、ありますから、政権という意味ではありえないことと言わなければなりません。

さて、自民党ですが、組織選挙でそれなりの力を持っていた自民党の組織がボロボロになっています。
元総理の小泉さんが、自民党をぶっ壊しますと言いましたが、ほんとに壊してしまいました。
郵便局は自民党の選挙にとって、なくてはならない組織の一つでした。
更に、土木建設の業界も大きな後援組織でした。
小泉さんは、この二つを破壊しました。
例の骨太方針という政策で医療が崩壊し、ある地方では医師会が民主党支持に変更すると表明しました。
全国医師会が民主党支持になるのも、そんなに遠いことではないでしょう。
農協も漁協も自民党に冷たい視線を送っています。
自民党はどうやって選挙をするつもりなのでしょう。

更に、更に、次回の選挙は投票率が大幅に高くなります。
国民の4割を占める無党派が投票所に向かうのです。
これは組織選挙をやっている党にとっては悪夢です。

自民党の議席が100と言いましたが、まだまだ甘いかもしれません。

では、民主党政権になって、何かがよくなると思いますか。
残念ですが、それは、ありえません。
今は、崩壊への、一つの道のりに過ぎないのです。

日本崩壊の原因は、以前に言いましたように日本人の心にあるのです。
「海の果て」を読んでいただいた方はご存じでしょうが、「自分族」になった日本人が崩壊に向かって走っているのです。これは、止められません。
今でも、魑魅魍魎が跋扈している日本ですが、更に、エスカレートすることになります。
世紀末になれば、誰もが自分族になろうとするからです。これは本能ですから、阻止する方法はありません。何十年か過ぎて、冷静に判断した時にわかることなのです。

何か、方法はないのか。
ありません。
崩壊に向かって突進する力を止める力は存在しません。

ならば、どうすれば。
英雄の出現を待つ。
時間はかかりますが、これしかありません。
この数年間に生まれた子供たちの中から、英雄が現れることを祈ろうではありませんか。
二十年後に、再生への道を歩き始めるためのリーダーが生まれていることを祈ることしかできないのだと思います。
この大仕事は、若者にしか出来ません。

いつも、いつも、暗い話ばかりで、ごめんなさい。

2009-06-27



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